夜間飛行

丸をください

♡雑感集♡

すべてがどうでもよくなってしまった瞬間がある。このまま宇宙戦争でも起きて、地球が真っ二つになってしまえばいいのに、と。「エルム街の悪夢みたいにこのまま布団に沈んでしまえたら」って言ったひとが周りにいるけど、わたしのこのどうでもよさ、何をやっているんだとオイオイ泣きたくなる情けなさは、わたしひとり消えるくらいでは割に合わない。全力で地球を巻き込んでいきたい所存。

 

 

知り合いが高校や大学の友達が見てるリア垢で成人向けコンテンツ(のセール)をいいねしているのを見つけてしまった時の、間の悪さ。見てるこっちのほうが恥ずかしいので、いや、そもそも人のいいね欄を覗くなんて悪趣味じゃないかという話なのだが、こっそり教えてあげたい。でも、この人にわたしの言葉はどうやっても届かないので、一生リア垢のいいね欄にエロ動画でもなんでもくっつけておけばいいと思います。

 

 

もしわたしが東京勤務だったら、もし友達が第一志望から内定もらえたら、隣同士のビルで働けるみたいで、とてもわくわくしている。たくさん稼ぐ、かっこいいOLになれるかな。金曜の夜に、待ち合わせてちょっとおしゃれなレストランで、ご飯を一緒に食べられる、優雅なOLになれるかな。この話をして、もうすぐ4年生なのに、今更「東京の大学に来たんだな」としみじみ感じた。世界が開けていくような、未来への期待感が高まっている。激務と言われる職種であり、キラキラした、大志を抱くほかの内定者に押されて、社会人生活が不安でしかないのだが、この子が隣のビルに居てくれるなら、多分大丈夫だという謎の安心感がある。

 

 

最近、自分のダメな部分に関して、それなりに反省している。みんなほんとにごめん。知らない間に人を煽っていたことになっていたりとか、自分は悪くないと確信してやまないところとか、一度こうすると決めたら譲らないこととか、後から後からやらかしを思い出しては、やらかしたなぁ…と自省している。自分でも、自分が超☆個人主義者なのか、他人をぶんぶん振り回していないと気が済まないタイプなのかわからん。

 

 

この前「花束みたいな恋をした」の悪口で盛り上がっていた。わたしはこの映画がはっきり言って嫌いである。好きな人には申し訳ない。観る前から嫌いなのわかってたから観ずぎらいである。嫌いなので、あらすじしか知らない。なんだっけ、「クロノスタシスって知ってる」みたいな曲のYouTubeのコメント欄で見た、この映画に影響されてゼルダの伝説と原作の小説を買って、映画の半権を栞がわりにしているっていうコメントに、これはnot for meだと確信した。多分、自分がクソつまんねぇ平凡なサブカル気取りのしょうもない大学生だから、この、つまんねぇサブカル気取り大学生の、つまんねぇありきたりなしょうもない生活に、共感性羞恥的なものを感じるんだと思う。

 

 

みんなの近況を聞いて、就活とは自己を問いまくるイベントなので「自分は何者なのか」という話を聞いて、それぞれに、自分にはない良い部分があって、すてきだな、と思っている。追い詰められたときに発揮されるポテンシャルの高さ、年下に慕われ年上に可愛がられる全方位敵なしの性格の良さ、日々こつこつと静かに努力を積み重ねる堅実さ、誰とでも仲良くなれて、誰とでも仲良くなれない人のことも気にかけられるコミュ力の高さ、など、それぞれのよさが思い起こされる。適材適所、収まるところにところに収まっていくのでしょう。