夜間飛行

丸をください

SHEINお買い物レポ

この前友達に勧められてSHEINではじめてお買い物をしました。

 

SHEINは臭いとか当たりはずれがでかいとかいろいろ言われてて内心戦々恐々だったのだけれど、金欠としては流行の服が安く買えるのはありがたい。おそらくこの安すぎる服は中国のどこかですごく安いお給料の人がすごく安い素材で作ってるんだと思う。若干心が痛まなくもないが、こちとら金欠だ。試着もできない、おもしろレビューを頼りに海外から注文しているある種のギャンブルで服を買います。マリオパーティーもクッパでプレイしています。せっかくなのでお買い物の参考にでもしてください。

 

①ROMWE Cyber Luvr バックスデコレーションメアリージェネス

 

SHEINのでかいゴミ袋みたいな外装開けて出てきたのは、ぼっこぼこのぼっろぼろになって見るも無残な姿になってしまった靴箱、の中に入っていた靴。中身は無事でした。

 

見た目はかなりかわいい。よろしい。足のサイズが確か24だか24.5で40っていうサイズにしたらちょっと大きかった。でもストラップで調節できるからヨシ!

 

そしてこの靴、皮が薄い!本当に薄い!一年中マーチンばっかり履いているからなんだろうけど、すごく薄く感じる。そりゃそうだ。結構な額する革のブーツと1600円ちょいの合皮のメリージェーンを比較するのは間違っている。値段とクオリティのバランスが取れてるので割と当たりだと思います。滑り出し好調。

 

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②ツイストロックチェーン わら編みバック

 

これは大優勝。ずっと虫かごみたいな、ふたが閉まる小さいかごバッグが欲しくていろいろ探してたんだけどまさに理想形。プリティ。この夏の相棒はおまえだ。ラブユー。

 

ただね、2000円のバッグだから文句はつけない。文句はつけないがハンドルの左右が平行に蓋部分に取り付けられてない。金具も斜めになってるなので手提げで持つのはちょっと落ち着かない感じがする。力業で直した。

 

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③ プリーツトリムバケットハット

 

フリルで飾られたリボン付きの帽子は餃子の精かはたまたヤングオイスターか農作業スタイルか。これは一番期待値が高かったんだけど、レビューに「煮干しの匂いがする。お出汁のいい香り~」みたいなのがあったからとても心配だった。

 

幸い届いたのは煮干しの匂いはしなかった。というか異臭がするのはなかった。個体差?この夏は黒い餃子の精として生活します。これ被ればかてぃちゃんみたくなれるかもと一瞬夢見たけど、わたしは餃子の精になるのが精一杯みたいです。

 

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④ ローズデザインヘアツメ

 

正直これが一番正解かも。177円也。これは難がない。おまけに安くてかわいい。SHEIN、もうアクセサリーしか買わないかもレベルで完成度が高かった。

 

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⑤ DAZYフロッグボタン パフスリーブ

 

さっきアクセサリーしかもう買わんっていったけど日本じゃなかなか見つからないデザインの服が安く買えるのは魅力的だよね。

 

わたしは黒いチャイナボタンのワンピを2着持ってるんだけどまた買っちゃった。日本人のレビューなくてギャンブル。まだ着てないからちゃんとしたことは言えないけど、裏地もついてるしチャックも壊れてない。ワンシーズン着るのには十分。

 

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⑥  DAZY ソリッド 花柄 スクエアネック パフスリーブ ドレス

 

これもDAZYとかいうシリーズ。SHEIN的には割とお高めの3000円。お風呂上りに開封の儀やったから着てない。んだけど、袋から出してまず思ったのは、手触りが変!なんだか手に布についてる残留成分的なものがついてる感じ。着る前に洗濯せねば。

 

ちなみに割愛するけど、一緒に買ったレースの靴下も試しに履いてから皮膚の感触にやや違和感がある。こちらも洗濯します。

 

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思ったより質も悪くないし、臭くないし、割といいかもしれないSHEIN。中~上の価格帯の商品を選ぶと比較的あたり商品が引けるんだろうな、といった感じ。ぜひお試しくださいませ。(なお記事内のリンクを踏んでもわたしに1銭の利益も入りません)

お祈りメール

因果は廻る。

 

6月初旬ごろにエントリーしたインターンの合否通知がぼつぼつ出てくる。

 

ひとつ通り、次は落ち、落ち、落ち、今のところ1勝3敗である。しんどい。まぁ夏のインターンなんぞ思うようにいかないことは知っているけど、このまま落ち続けると夏休みが想定より暇になってしまう。大丈夫だろうかね。今頑張って書いてるESたちも紙くずになりそうな予感がする。

 

数学的センスと協調性が皆無なのでSPIと性格テストみたいなやつで切られてるんだと思う。SPI、難しい。世の中には数学出来る人と協力プレイでSPIやる人もいらっしゃるようだが、わたしの友達はみんな数学ができなさそうなので頼りないし、そもそも頼りたくない。

 

お祈りメールとはなかなか心にくるものがある。わたしのために祈らなくていいので面接させてください。

 

なんだか因果というか祟りのようなものを感じている。実はわたしははるか大昔、悠久の太古、何億光年前、元彼にお祈りメールを送付させていただく形式でお別れしたことがある。当時はなんとも思わなかったが、お祈りメールの痛みがようやくわかった今、あれはまずかったとそれなりに反省している。彼が今どうしているのか知らんが、どうか幸せに暮らしていてほしい。わたしは東京で幸せになります。

 

インターン落ちるのはどう考えても自分のせいなんだけど、元彼の祟りだと思わないとやってられない、という所がある。神社とか大仏とか建立すればいいのか?

 

最近本当に心に余裕がない。ネイルを塗る気力すらない。こんなんであと一年耐久できる自信がない。今までもっといやな目つらい目にあってきたので、まだこれしきのことでくたばるつもりは毛頭ないのだが、大学入ってからこっち、わたしは私文ナイズドされて楽しく生きてきてしまったのだ。ゆえに苦しいことのレベルが低い数年間をおくってきたのだ。やれかわいくないから無視されただの課題が重たいだのバイト先のお局にいじめられそうになって4日でやめただの…

 

わたしは時の権力者ではないので神社も大仏も建立できないのだが、心に大仏を建てるつもりでゆとりを持って生きていこうと思う。たまには写経とか写仏するのもいいかもしれない。高校時代の写経のお手本があった気がするけど、どこへ行ったのやら…

 

 

 

好きなものが言えない

明日、わたしが取ってる某講義で「自分の好きな○○」というテーマの1分間スピーチを行うようで、そのためのメモを書くのがGWの課題として提示されました。まだ書いてないですが。

 

「1分間スピーチ」って小学生じゃん。わたしも小学校の帰りの会だか朝の会でしゃべらされたよ。今の小学生は知らないと思うけど当時はズームインっていう朝のニュース番組があってな、今でいうZIPみたいな立ち位置なんだけど。ZIPって言いながら両手で円?を作るポーズがあるじゃない。そんな感じでズームインにもズームインって言いながらやる決めポーズがあったのです。うちのクラス(多分4年2組)は「○○さんのお話にズームイン」って言いながら決めポーズを全員でやって、その日の当番がしゃべる、という流れになっておりました。今考えると本当に意味が分からないノリだったんだけど、当時はあれはあれで楽しかったんだよなぁ。

 

というわけで明日までのどうにか1分間スピーチの原稿を考えないといけない。正直こんな話を書いてないでさっさとやったほうがいい。でも!好きなものってあまり人に言いたくないからかろうじて言える好きの中から話せるものを選ばないといけなくてはかどらない。特に好きな音楽は絶対に言いたくない。大して話したこともない、まったく友達でもなんでもない、ただ同じ講義取ってるだけの人に言いたくない。

 

わたしはどんな音楽を聴くのって聞いてくる人を非常に警戒している。バカ正直に答えて苦笑いされたり冷笑されたりしてしばらく聞けなくなった歌がある。バイト終わりに音楽聴きながら帰ろ♡とうきうきで退勤したらだる絡みがうざい先輩に待ち伏せされて何聴いてるのか、おすすめは何か聴かれ、「○○さんって個性的なんだね笑」って言われて殺意に近いものを覚えたこともある。個性的でもなんでもいいから邪魔をしないでくれ。先週「ひとりで帰るのが好きなんですぅ~」つったじゃないか話聞いてたか。

 

もちろんこんな人に聴いている音楽なんて教えるはずもない。たしか吉幾三のDJミックスか何かのリンクを送り付けた記憶。当時のツイートを振り返ると彼が苦手すぎてバイトを在宅ワークに切り替えたりご飯に誘われたけど行きたくない!って嘆いてたりとかいろいろ聞いてきて個人主義のわたしハゲそうとかツイートしてて闇の深いものがたくさん出てきた。やば。ちなみに2週間既読無視しているようです。さすがに返事してやれよ。

 

どうやら好きなものへの否定的なリアクションがとても怖くて(特に何のポリシーもない人からのイメージや偏見に基づく否定)、そもそも個人主義だから積極的に好きなものを公表するのが得意じゃないようです。なんでそんなの聴いてるのって言われるのがすごく嫌。そんなのってひどいじゃない。

 

わたしの音楽の嗜好の核は椎名林檎大森靖子、そこから派生して東京事変ファムファタール、ZOC。そしてもっともっと根幹をなしているたくさんのシャンソン、フレンチポップス、ゲンズブール、サティ。この辺りは絶対にひとにしゃべれない。同好じゃない友達にも語れない。「言いたくないって言ってるくせに書いてるじゃん」って突っ込まれそうだけど、自分のフィールドで好き勝手に文章を書くのと相手の反応をうかがいながら愛を語るのは別物だからね。このほかの好きな音楽はまだ同好が見つけやすいしいい意味で今っぽい普通っぽい(普通っぽいは失礼な言い回しだね。偏見がないが正しいかも)のでまだ言える。Cody leeとか。

 

特に大森靖子の歌は誰かにおいそれと好きだと言いたくない。この痛みに全力で共感できる子がひとりで、自分のイヤホンで聴くもの、大事に抱きしめていきたいものだと思っている。ぎゅっと抱きしめて、大事にしまっておきたい部分を明るみに引き出して晒す趣味はないのだ。わざわざ心の一番やわらかい部分に刺さるものを差し出すことはしたくない。

 

聴いている音楽というのはしばしばその人のキャラクターとともに語られがちである。以前友人たちと「彼氏が聴いていたら嫌な音楽」、逆に「こういう音楽を聴いている人が好き」という話をしたことがある。(ちなみに需要ないですけどわたしはテンパレイを聴いている人が素敵だと思います。イメージです。)で、満場一致で「いつも洋楽をジャカジャカ聴いている癖に失恋するとワンオクとバックナンバーを聴いて己の境遇を重ね合わせて泣く人」が嫌われていた。これもう「聴いてほしくない音楽」ではなくて「こういうタイプの人が嫌」になっているのだが激しく同意するしかない。普段洋楽聴いているんだから失恋したときも洋楽で泣いてよ。行き場のない感情の昇華の時にだけ母語の歌に頼るってわけ?それちょっとずるくない(?)世の中の邦ロック愛好者に失礼じゃない(?)

 

ああ、もうどうしよう。本当に明日何を話せばいいんでしょう。わたしの核心を出すことなく、ほどよく自分らしくてネタ感がある話題。この分だと本と映画も無理。マンガも無理そう。なんて話題の引き出しが貧しいんだ。やっぱり食べ物の話が無難かな…旅先のバスに置き忘れた野沢菜漬けを執念で取り返した話とかすれば大丈夫かな…

 

贈り物を選ぶのが難しすぎる件について

正直に申し上げてわたしはひとにものをあげるのが苦手です。

なぜなら何を贈ればいいのかわからなくなってドツボにはまった結果意味不明のものをプレゼントしてしまうから。

 

高校の修学旅行でアメリカに行ったときに話は遡ります。アメリカに行ったのだから向こうのお菓子とかTシャツとか洋書とかTHEお土産!というものを選べばいいのに、なぜかマグカップの淵に引っ掛けて腹に入れたお茶を抽出するナマケモノの茶こしを買って当時の彼氏(太古の昔に別れました…)に渡したことがある。多分ド変人の彼なら喜んでくれるかも、ということを見越したらしいのだが、さすがの彼も困った顔をしていました。ごめんなさい。

 

ナマケモノに関する説明が意味不明なので調べたらヒットしました。なんだかおしゃれ雑貨っぽくなってますし、実際おしゃれ雑貨なのですがアメリカ土産としては適切ではない気がします。

のんびりティータイムのおともに。コップのふちのナマケモノ | MASHING UP

 

渡す相手に喜んでもらいたくていろいろ見ているうちに訳が分からなくなってしまい、「相手が喜びそうなものは何か?」という贈り物の基本姿勢を見失ってしまうのです。最近はこの自分の傾向をようやく理解できたのでこうならないように努めてはいますが、自覚がないだけで未だに変なものをプレゼントしているかもしれません。

 

というか絶対に変なものをあげる自信があるのであらかじめほしいものを聞いちゃってる。場合によっては一緒にお買い物する。センスがない人間のサプライズはきっと悲劇しか生まない。きっとそうだ。ほんとはスマートに相手の喜ぶものを聞かずに用意できればいいのだけれど、無理!同年代かちょい下の女の子とかだったらできるかもだけど、それ以外は厳しい。

 

誤解のないように申し上げると、わたし自身はサプライズでいただいくのも大変喜びます。そもそも人から何かをいただくのは本当にありがたくうれしいことなので。あくまで己のプレゼントのセンスが怪しいためにリクエストを聞いているのですからあしからず。(しかし文章ではこんな殊勝なことを言っていても、その心がけを忘れ、謙虚さを忘れ、ありがたみを忘れる愚かで傲慢な人間なのですが…)

 

この母の日も結局母に欲しいものが何か聞きました。前にちらっと「シャネルのアイシャドウが欲しい…」なんて言ってたような気がしますがコスメカウンターが怖くて仕方がないうえにレキャトルオンブルは残念ながら貧乏大学生がちょろっと買えるものではないので聞かなかったことにさせていただいて、改めてリクエストを頂戴しました。

 

その結果エプロンがいいと言われたので、今回はフランフランのエプロンと、それだけじゃおつかいみたいで面白味がないと思って追加したスリッパになりました。個人的な思想として、母の日とは母が自分だけのために使うものを贈るべき、という考えがあります。そのため家事のために身に着けるエプロンは贈る予定がなかったのでこのリクエストによってエプロンをあげても大丈夫、ということが分かりました。

 

なんだかエプロンを贈る、っていうのがなんだが性別役割分業というか家父長制というか男尊女卑というか、そういう意味が入ってそうで嫌だったんですけどうちの母は全然そんなこと考えてなくて、純粋に新しいエプロンを必要としていたようなのでやはりリクエストを聞く方式がわたしにはあっているようです。相手が欲しいものをあげたほうが、相手も要らないものをもらう心配はないしこちらも安心してプレゼントできる。

 

いちいちこんなことを気にしているせいでサークルの同期から思想が強いフェミニストだと思われています。大学で恋人がほしいと言っていた人に「君がシスジェンダーかつヘテロセクシュアルであると仮定すると…」と話を始めると「そんなことを言っているからフェミニストだっていわれるんですよ」と指摘されました。割と大事なことだと思うのですが…嗚呼!「あなたはフェミニストなの?」って聞かれるのは魔女狩りのニュアンスが入ってるみたいで答え方に困ります。

 

一応シャネルも見ようと思って伊勢丹に行ったんです。やっぱりコスメカウンター怖い!シャネルでなるほどこれがレキャトルオンブルか、と例のアイシャドウを見ていると見るからにお金を持ってそうな豪華なマダムが来ました。見るからに貧乏学生のわたしを華麗にスルーしていたBAさんがここぞとばかりに豪華絢爛派手派手マゼンタピンクファーマダムに話しかけます。怖いです。Diorもこんな感じです。Diorのほうが怖かったな。このふたつはBAさんが怖いので買う日が来ても公式通販かイセタンミラーで買うかも。お買い物は気持ちよくしたいですからね。

 

もちろんBAさんにもいろいろノルマ等の事情がおありでしょうから貧乏学生の相手などしている暇はないのでしょう。しかしそのあからさまな接客態度はちょっといかがなものかしら。わたしは根に持つタイプなのでいつか金持ちになってシャネルを買う日がきても絶対ここの店舗では買わないからな…とひそかに決意します。16歳だったわたしが憧れの香水みたさにカウンターを遠巻きに眺めていたとき、イモイモ高校生に丁寧に説明してくれてまたいらして下さいねって言ってくれたゲランカウンターのお姉さんを忘れていません。

 

本当にプレゼントのやり取りは、本当に、本当に、本当に!!難しい。これで大喧嘩して相手(ナマケモノの茶こしの方ではありません)をひどく傷つけてしまったクチなので本当に難しいと思っています。あまりここでは書きたくないから書かないけど、本当に猛省している。いくらなんでも言いすぎてしまったと心から反省しているのです。ちゃんと謝らなくてはなりません。こんど謝りにいきます。贈り物は難しい。

 

 

 

 

 

午前3時のミツコ

3月の出来事なのにもう5月ほったらかした下書き供養(心の短歌)

 

友達がわたしの二十歳の誕生日を祝ってくれました。人生初のアフタヌーンティーをして、デパートで香水を買って、焼き肉を食べて、深夜の渋谷でカラオケをしました。アフタヌーンティーはどんな格好で行けばいいのか分からず、服選びに大変難儀しました。あとからナントカカジュアルとかいうドレスコードの存在を知り、アフタヌーンティーって怖ぇぇとなっております。

 

この度、憧れの香水であるゲランのミツコを手に入れました。

 

ちょっと香水に詳しいような方がこのブログの読者の中にいらっしゃるようならば、ブログタイトルの「夜間飛行」(Vol de Nuit)がゲランの名香であることはすぐお気づきになるかと存じます。さらにURLにはそのものずばりmitukoと入っています。ミツコの正式なつづりはmitsoukoですが、一応ミツコです。ブログタイトルやURLに使うほど憧れ、もう何年も何年も恋焦がれてきた香水なのです。この世に誕生して100年、世間ではマダム向けと言われているものなので、いつか、かっこいい大人になったら、ふさわしい女になったらミツコを買おう、と思っていたので、まさか二十歳で買うことになるとは思ってもみなかったことです。

 

予算内で好きなものをお誕生日プレゼントとして買ってもらう、という話だったのです。いざ好きなものを選んでいいよ!と言われると何が欲しいのかよくわからなくなってしまうものです。これをわたしはよくやります。お夕飯はあなたが食べたいものにしよう、と言われると何が食べたいのかわからなくなります。相手が気乗りしないものを選ぶのも嫌です。ご飯だったら相手の嗜好に合わせれば済みますが、今回はわたしの意思がないと何も始まりません。

 

何が欲しいのか全然わからないままイセタンミラーをさまよい、京王百貨店をさまよいました。おろしたてのハイヒールが容赦なくわたしの内反小趾を痛めつけます。実は外反母趾と内反小趾持ちな上に偏平足です。まだ足が成長しきっていないうちからきついローファーで長い時間歩いて通学していたからでしょうか。なんだかソフト纏足のようです。「ソフト纏足」、ソフトSMみたいな語感になってしまっていささか困惑しています。一応清楚系・清純派という体で生きているつもりなのでこのようなワードセンスはやめておきましょう。つい最近もそのセンスをもっと別のところで生かしてくれと怒られました。

 

アイシャドウも今はそんなにいらないです。リップも先日Qoo10で注文しました。ハイブランドのマニキュアなんて在ってももったいなくて一生使えません。困りました。本当はすごくうれしくて仕方がないイベントなのですが、びっくりする位ほしいものが見つからないのです。散々Diorのアイシャドウが!シャネルのリップが!と大騒ぎしているくせに、どういうつもりなのでしょう。モノにあふれた時代に生きる人間らしいですね。

 

その時ふと目に入ったのがゲランのカウンターでした。ゲランは高いのでそもそも範疇外でしたが、ちょっと見てみよう、という軽い気持ちでいってみることにしました。ミツコも夜間飛行もシャリマーもジッキ―も、大人の女性がつけるものだと、小娘には似合わないだろうと決めてかかっていたので最近出た今っぽい軽くて甘くてさわやかなものを見せてもらいます。ばらの香りが気になります。ちょうど友達の美形ボーイが女物のばらの香水をとても上手につけるのをうらやましく思っていたところでした。

 

しかし、憧れの香水の引力には抗えません。一度その香りを知ってしまったらもう諦められません。でも年が…とか他人受けとか…とかほんとはミツコが欲しくて仕方がないくせにあーだこーだ言ってるわたしの背中をしっかり押してくれる友達が頼もしい。

 

ミツコはオードトワレでも結構強いのだけれど、嫌みじゃない強さです。深呼吸して嗅ぎたい。慎ましいけど強い意志がある女の匂い。現代だとそこに独自の世界観がある女、という属性が付加されそう。クラシカルであるが故に現代日本ではかなり個性的な印象を持ちます。

 

ミスディオールブルーミングブーケとかエクラドゥアルページュとかホワイトリリーとかクロエとかそのあたりの人気の香水とはかなりかけ離れたクラシカルな香り。わたしの香水の原点は母がくれたミニチュアのレールデュタンなのでこの系統の香りは好きなのですが、おばさんっぽいと思う方も一定数いると思われます。というか香水の流行りって残酷。ちょっと前まで友達の誕プレにはこれ!みたいな感じで推されてたホワイトリリーがネットでトイレの芳香剤とか流行おくれとか言われてていやなきもちになった。失礼すぎる。わたしは流行りの香水はあまりつけたくない主義だけど、これは失礼すぎると思う。

 

早速その日の夜にミツコをつけました。首筋にひと吹き。日付が変わってからセンター街に向かいます。まん防だけど思ってたよりも人がいる。渋谷のカラオケ館は平日の夜のフリータイムは学生で千円ちょいくらいでした。驚きの安さ。カラ館を出た午前3時の、ぎりぎり夜の冷たい風に漂うミツコ、一生つけていきたい。

 

(余談)

本当に幸運だなと思うのは憧れの香水が嫌いな匂いではなかったということです。実はわたしにはもうひとつ憧れの香水がありました。ポスターの山口小夜子がうるわしい資生堂の「禅」。ポスターの雰囲気や「禅」という名前から、きっと沈香のような深みのある落ち着いた香りなのだろうと若干17歳のわたしは勝手に想像を膨らませておりました。しかし、わくわくしながら実際にかいでみたら強い刺激が鼻につきささり、こんなんじゃない!とちょっと悲しい気持ちになったことを覚えています。たしか禅はミツコと同じシプレ系の香りだったはずなので、今だったら違う感じ方をするのかもしれませんが…

 

(余談②)

この記事を下書きにしたまま寝かせておいた間に禅をかぐ機会がありました。地元のイオンのカウンターにひっそりと「琴」「ばら園」の間に並んでいました。改めて試してみると、確かに鼻に強めに来ますが、数年前の記憶よりもいい匂いな感じがします。年をとった。

 

(余談③)

わたしは在りし日の資生堂の広告が大好き。山口小夜子のシリーズも、真行寺君枝の「ゆれるまなざし」も大好き。少女時代の宮沢りえの「遠野物語」も素敵。全部YouTubeで観れるから資生堂ジャポネスクを皆様もご覧になってください。これらを作った資生堂広告部に入りたいと思っていましたが、すでに広告部はなくなっていました。ちなみにノエビアのCMもおすすめです。


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新大久保ルビーパレスに行ってきたよ

春休みに友人と新大久保デートをしてまいりまして、ルビーパレス(女性専用サウナ)とおしゃれ韓国カフェとサムギョプサルを賞味しました。普段まったく新大久保に行かないので(すぐそばの歌舞伎町とか東新宿にはよくいるくせに!)なかなか物珍しく面白かったです。特にルビーパレス、なかなかカオスで新大久保っぽくてよい。

 

ちなみに最近「サ活」が流行っている様子ですけれど、わたしはまったくサ活のためにルビーパレスに行ったわけではないです。「お風呂に入りながらまったり語ろうぜ!」というコンセプトで行きました。サウナ、暑すぎてすぐ退散しちゃうのでサ活の才能がない。

 

新大久保駅でキラキラJKの波にのまれながらドスッピンの二人が巡り合います。新大久保駅で待ち合わせにしましたがルビーパレスは職安通りのそばなのでちょっと歩きます。東新宿ドンキの近くです。東新宿ドンキはカラコンの品ぞろえが歌舞伎町や東南口のドンキよりもいいうえ、空いているのでゆっくり見れておすすめ。歌舞伎町ドンキとかカラコンコーナー激せまな上結構人がたくさん来るからちゃんと見れない。ちなみに好きなカラコンはアイクローゼットのみずあめ。目の横幅がそれなりにあって、黒目が小さいせいで目つきが悪そうに見える方にはおすすめです。ドンキには売ってないけど。

 

そんなこんなで新大久保駅からルビーパレスに行くまでになかなか興味深い建物を見つけました。そう、「ドルフィン」です。山手のドルフィンは静かなレストラン♪ですが、新大久保のドルフィンは寂れたラブホテル♪五反田ブルーシャトー、鶯谷旧IVYと並んでTwitterやってるデリヘル嬢の方々が拒否反応を示している場所です。ほんとに実在したんですねドルフィンパイセン…ドルフィンに限らずなかなか香ばしい建物があって興味深い場所でした。韓国発のおしゃれな食べ物やコスメやアイドルグッズが手に入るJKが大好きな街、という側面だけでは語れない、歌舞伎町と地続きの新大久保があります。こんどもっとちゃんと見に行きたい。東京DEEPの愛読者の方は歓喜すると思います。

 

というわけで本題のルビーパレスさんです。建物が見えたときわたしは友人を説得して歌舞伎町のテルマー湯に目的地変更しようか結構本気で迷いました。外観が怪しさマックス!ぜんぜんルビー感もパレス感もない。どっちかというと先述のドルフィン的なオーラすらある。引き返したいが外にいらしたスタッフの方と目があったので覚悟を決めて入店します。4時間2000円。早朝のみ2時間1000円プランがあります。安い。女の子ウケしそうな部分にお金をかけていないからなのか割とリーズナブル。

 

受付はちょっと古めの銭湯っぽい。というか割ときれいめなロッカールーム以外は古い銭湯といった感じ。古めだけど不衛生な感じではないです。ケロリン桶とか富士山の壁画とかの日本的銭湯の要素が一切存在しない銭湯。小さい食堂もあるのですが全体として日本語が書かれているけど、日本っぽいけど、ちょっと日本じゃない日本(わかりづらい)。わたしの知ってる日本とはちょっと違う時の流れにある。

 

平日の昼間だからかお客さんは少なめ(でもそれなりにいるし、ゆっくり湯船につかるならこれくらいでちょうどいい)。推定多国籍。新大久保はコリアタウンというよりはアジアンタウンなので韓国系じゃない方もいらしている。東南アジア系かなといった方、韓国系と思しき方、そして日本人のおばちゃんとわたしたち。近隣住民と歌舞伎町で働く女性たちが主なお客さんなんだろうね。

 

わたしはやらなかったけど韓国式の本格的なあかすりが売りのようです。洗い場の隣のブースがあかすりスペースになってて(浴槽から見える)、白い寝台が並んでいます。さっき「古いけど不衛生ではない」って言った覚えがあるけどあかすり関連に関してはちょっとわからない。あかすりコーナー割とごちゃごちゃしてるし、「あかすりの効果を最大限にするためにボディソープじゃなくて固形石鹸で体を洗ってね!」的なメッセージとともに共用の固形石鹸が洗い場に置いてある。苦手な人もいると思います。多分。

 

そしてインパクト大なのがあかすり専門のスタッフさんです。堂々たる上下黒ビキニ(もしかして黒ランジェリー?)のアジュンマ!彼女たちなら全世界守り切れそうなほど強そう。以前LINEマンガで読んだ「女湯レポート」というマンガに出てくるあかすりのおばちゃんが実在していることに感動。金欠だからお願いしなかったけど実はけっこう興味がある。ぶっちゃけ黒ビキニ姿のアジュンマを見られたことによりルビーパレス、行ってみてよかった…ってなりました。

 

肝心のサウナは4つ(うち一つは別料金)。低温の背もたれのある椅子があるのと、普通のと、ヨモギヨモギは春菊的な匂いが強くてすぐ出ました。ヨモギってもっといい匂いのイメージがあるんだけど、加熱すると春菊化するのかしら。そこまでサウナ好きではないので低温のお部屋に長居。「ととのう」ってどういうことなんでしょうか。暑くてすぐ出たくなってしまう人間なのでよくわかりません。

 

それにしても不思議な空間でした。外に出るとなんの変哲もない職安通りです。韓国っぽいトレンドを取り入れた格好の女の子や歌舞伎町らしい地雷系の女の子が歩いています。観光地化されていないリアルな新大久保の気配を感じた場所でした。女性専用施設ですがご興味ある方はぜひ。

 

 

 

彼氏の写真を二枚目に載せるなの歌

ごきげんよう

 

最近なんだか高校同期に春が巡りまくっているようですが、気のせいでしょうか。恋人(と推定される。こんな兄弟がいることは聞いていないし、友達だったらこんな写り方しないだろう、と思われる構図)と思しき人が彼女たちのインスタによく出てきます。

 

みなさん幸せそうで何よりなのですが、ほんとに幸せそうで何よりなのですが、ちょっと待ってくれよウワァァァァァァァァァァ!!!!とわたしの心は平静ではいられません。どうしてなのでしょう。一応申し上げますとこのウワァァァァァァは決して「ついにあいつにも先を越されたか!」的な嫉妬と羨望交じりのウワァァァァァァではありません。「お前、教室の後ろで描写しっかりめのBL読んでキャッキャしてたお前が、結婚したんだな、俺以外のヤツと…」みたいな、未練たらたらの元彼か娘を嫁に出す父親的な、「あの子も変わっていくんだなぁ」という時の流れに対する感慨深さがある。そりゃあ高校卒業して丸2年、みんな変わっていきます。

 

中学同期にも大学の知人にもこんな感情は抱きません。中学同期が「付き合って2年!早かったなぁ」と言っていても「そうかそうか、長続きするのは素敵なことだよね」と素直に思います。大学の同期に対しても「おたくら、とうとうくっついたんかぁ!噂になっとったけどほんまやったんやなぁ」(エセ関西弁)くらいなものです。先輩もそうです。「先輩の彼氏ってあの人だったんですね…(明らかに仲がよさそうなのでうすうす察してたけど…)」別にどうってことはございません。

 

原則3年間クラス替えのない女子高だからこそ、彼女たちが異性と仲良くしてる絵面が想像できなくて混乱しているのだと思います。さっき言った通り、教室の後ろでBL読んで大騒ぎしていた時、足おっぴろげて購買で買ったスーパーカップを食べてた時から、わたしの彼女たちの記憶は止まっています。なので急に女子大生やってるところを見つけては変わったなぁ…という思いにとらわれている。あんなに真面目だったのに!彼氏なんかいらないって言ってたじゃん!チャラい人はいやって言ってたじゃん!え~!

 

わたしのウワァァァァァはまだ続きます。どうしてみんな彼氏の写真を投稿の二枚目以降に載せるのでしょうか。何もしなくても目に入ってくる一枚目の写真と違っていちいちスワイプしないと見ない部分に彼氏がいます。見てほしいのか見てほしくないのか、もうわたしにはわかりません。そんなに彼氏を見せたいなら!一枚目に!堂々と!潔く!載せればいいじゃん!!!!ねぇ!この辺の女心が理解できません。なんてめんどくさい心なのでしょうか。(いちいちウワァァァァァってなってるわたしが一番めんどくさいことは重々承知している)

 

もう「彼氏の写真を二枚目に載せる」案件、かるーいマウントなんじゃないかしら。がっつりのろけるとウザがられるから控えめに、しかしきっちりその存在はアピールしたい、そんな女心が見え隠れしているような気がします。わたしは絶対そんなことはできない。恥ずかしいし、別れたあとその写真をどう始末するのか見当がつかないので。でもいつか恋人の写真を載せる日が来るとしたら絶対でかでかと一枚目に載せてやる!と思っております。

 

それでは聴いてください、「彼氏の写真を二枚目に載せるな」

 

彼氏の写真を二枚目に載せるな

幸せそうにしている様子をちゃんと見せろ

彼氏の写真を二枚目に載せるな

見せたいんだったらちゃんと見せろ

堂々と幸せをアピールしろ

インスタグラムとはそういう場だ

いまさら小細工をするな

徹底的にアピールしろ

ウワァァァァァ!