夜間飛行

丸をください

現実的なキス

少女漫画が代表例なんだけどさ、「キス」って異常に美化されているよね?そして相手は学園一のツンデレイケメンだと相場が決まっている。リンゴの毒で眠った白雪姫は王子様のキスで目が覚める。カエルから人間に戻る。もれなく?夢みがちな少女たちは美化されたロマンチックなくちづけをする日がいつか自分にも来ると信じている。

 

今はまったく聞かないが「ファーストキスはレモン味」なんていう意味不明なフレーズもあったよね。今の小学生は知らない。直前にサクレレモンか何かを食べてたんですかね。欺瞞。この意味不明フレーズの由来なんて知りたくもないがお菓子会社のキャッチコピーっぽいよね。

 

だがな、現実というのはそう甘くはないと思う。「あくまで」そう思う。ほとんどまともな恋愛をしてこなかったのでほんとのところはどうなのか分からないが。きっと大したことないんだろうね。うんうん。期待してない。後に残るのは微妙な空気感。私はその空気感に耐えられるほど大人じゃない。

 

この話の類として「結婚」も理想と現実の差が激しいのではないか。大すきな彼と一生一緒に居られるなんていうのはとんだ夢物語かもしれない。結婚式とか指輪のロマンチック性に夢を見すぎている。人間の生活なんてそんなきらきらしたことばかりじゃない。

 

わたしみたいな捻くれてる思考は人生がつまらなくなっちゃうね、もっと楽しい思考回路を持とうね自分。